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【デニムスカート】にナチュラルなシワ感がつけれたらカワイイな〜っと...。
（キッチリとタテにヒダを付けたアコーディオンプリーツはあるんですがナチュラルなシワ感のデニムスカートがない。）

１年半前にうっすらとそんなことを考えてました。

加工場の担当の方（Nさん）にすぐ話をしてcotton100%のデニム素材（厚みは抑えたモノ）に形態安定の薬剤でシワ感がつくかチャレンジー。

待つこと１週間。
サンプルが上がってきました...。
担当のNさんが電話でー

Nさん:「シワはつきましたよ〜」

RIVER MAIL(以下R）:「ついたんですね〜！良かった〜。」

Nさん:「いや....それが...薬剤でペーパーライクになってます...。」

R:「ペーパーライク？紙っぽい？ってこと？？」

Nさん:「薬剤で生地が硬くなって紙っぽいので紙のように裂けます...。」

R:「裂けちゃダメでしょw他に何か方法ありませんか？」

Nさん:「ん〜...薬剤の量を調節ですね...。」

R:「じゃあ、もう一度量を調節してサンプルお願いします！」

2ndサンプルへ...。

さらに１週間後。

Nさん:「できました..。」

R:「どうですか？」

Nさん:「ん〜。あまりシワ感が安定しませんね...。」

R:「え〜、そうなんですか...。（今回は期待してたんだけどなぁ。）」

Nさん:「薬剤の調節を繰り返せばサンプルはそれなりのモノが出来ると思いますが、このアイテムはバルク（量産）になると再現性が難しいと思います。というか安定させることが無理です。」

R:「................。サンプルだけできても意味無いですもんね。量産できないと。（それに薬剤が載ってきてるから硬いしなぁ。）」

Nさん「違う方法を考えましょう。やはりヨコポリ（横糸ポリエステル）とかで考えたらどうですか？」

R:「（ヨコポリか〜。前も探したけど生地が見つからなかったんだよなぁ。）そうですね..。Nさんなんかいい生地知りませんか？」

Nさん:「ちょっと当たってみます。」

R:「よろしくお願いします。」

数日後メールで生地があったことを伝えられる。
あったんだ！と思いながらこの生地でナチュラルなシワ感ってどうやればいいんだろう？と考えを巡らせる...。

Nさんへ電話
R:「Nさん。生地の件ありがとうございます。
それでこの生地にナチュラルなシワ感付けるにはどうしたらいいと思います？」
Nさん:「プリーツ屋さんに出すんじゃダメなんですか？」
R:「それは普通にありますよね...。そうじゃなくてナチュラルな感じが欲しいんですよね。やはり薬剤を調整してやってもらうしかないですかね〜。」
N:「いや、先日も話しましたが薬剤では難しいと思います。熱処理でうまいことできればいいですよね。」
R:「確かにヨコ糸ポリエステルだから熱処理をうまく施してあげればシワ感が付きますね！（やっと光が見えたー！）シワ感をつけてベイク（熱処理）すれば思ったモノができるかも！」

そこから
あーじゃない
こーじゃないと
Nさんとやりとりしてー

思ったものができない（泣）
なんでできんの〜？
これが生みの苦しみ？w
あたまの中ではできてるのにモノができない（泣）
どうしても思ったようなシワ感にならない！（弱い）

加工サンプルを持ってきてくれたNさんに
R:「もっとこうギューって感じでつかないかなー。
こうやって、こうやって...。」

Nさん:「もうRさんがやってくれた方が早いかも....。」

R:「なるほど。Rがやればいいのかw
やりますよー。やってみましょう！」

試行錯誤の末
加工イメージを考えながら何パターンか作ってみる。
Nさんへ加工依頼ー

さらに数週間後
Nさんからの電話

Nさん:「できましたよ...。」
R:「（めっちゃテンション低いじゃん。ダメパターンか...。）
できました？どうですか？？」
Nさん:「完璧です！シワもしっかり付いてるし洗ってもシワ感が落ちません！」
R:「おー！ホントですか？すぐ見たいです！」

実際の生地をみて思ったシワ感がついているのを確認！
やっと加工方法にメドがつきました。
時間かかったなーw
ここからが本番。
製品で同じように加工できるか？
とにかくサンプル。
すぐにスカートを縫製して加工場へ
Nさんもすぐに取りかかってくれました。

数日後...。

Nさん:「できました。」
R:「（テンション低いな。からの高いパターン？）どうですか？」
Nさん：「うーん。多分ダメって言われそうです....。」
R:「え〜！（生地はいいのに製品にした途端失敗？なんでなん？）
とりあえず見せてください。」

見せてもらった製品はNさんがいうようにダメでした...。

シワが弱い。

その生地を見ながらまた考えを巡らせる
こうしてこうすればいいのか？
ん〜。ホント難しい。
だからだれもやってないのかw
シワをつけて固定するのがこれほど難しいとは...
けどここまでやって諦めるわけにはいかないな。
さらに考え、やっと解決方法をみつけました。

Nさんに加工してもらい
さらに数日。

Nさん:「できました。完璧です！」
R:「（いきなり完璧キター!!!!ちょっとは焦らせよw）
ホントですか？すぐ見せて！」

持ってきてもらったサンプルは１年半前に思い描いたアイテムになっていました！
あー。やっとできた。
時間かかったなー。

このアイテムはオールシーズン着れて、何より洗ってもシワ感が取れない。コーディネートの幅も広いし色々な年代の方に着ていただきたいアイテムになっています。また、洗いを繰り返すことでデニムの特徴である色落ちもお楽しみいただけます。

上品なAラインのシルエットは、オフィスやお出かけと、
オンオフに使えるスカート。

独特なクリンクルのシワ感は下半身が気になる方にも◎
腰から下をすっきりした印象に♪

様々なトップスに合わせやすく、シンプルなコーディネートでもしっかりお洒落に見せる、優秀アイテムです。

着脱が楽なウエストゴム仕様は、ストレスフリーでデイリーユースに。
また、ご旅行などにも最適な１枚です。

ありそうで無い【ベイクド・クリンクル・デニムスカート】
RIVER MAILの定番になりそうな予感。

ぜひ、お試しください。

※こちらの丈は80cmとなっております。お間違えないようにご注文くださいませ。

FREE size
ベルト幅：4.0cm(ウエストゴム）
ウエスト:60cm-102cm
ヒップ:140cm
総丈:80cm
重さ:約400g
(一般的なデニムは約1kgありますので半分以下の重さです。）

cotton:80%
polyester:20%

made in japan(kojima)

※モデル身長163cm

---コーディネートアイテム---
【ベイクド・クリンクル・シャツ】
https://rivermail.shop/items/636aed29abc35c5803197fdb


【frill gather blouse】


【ハイカウントチノ・コート】


【ブルーオーバーダイ・フレアシャツワンピース】


新作:【ベイクド・クリンクル・デニムパンツ】


※裾の処理は加工によるシワ感を出すためオーバーロック仕上げとなっております。

※裏地はついてません。

※商品画像は撮影時の光や角度により、実物の色味と異なって見える場合がございます。

※撮影はサンプル品を使用しており、表示のサイズ感も実物とは若干異なる場合もございますので、予めご了承ください。

※生産時期により色・サイズ感など多少異なる場合がございます。予めご了承ください。

※デニム素材を使用しているため雨や汗、摩擦などにより色移りする場合がございます。白や淡色とのお取り扱い、コーディネートにはご注意ください。

※１点１点シワ加工を施すため、時間と手間のかかるアイテムとなっております。予約という形を取らせていただきますが１日でも早くお届けできるよう頑張る次第です。

※こちらのアイテムは返品、交換及びキャンセルは不可となっております。

※お洗濯方法

裏返してネットに入れて、弱水流で短時間洗濯後、脱水。

裏返して日陰で吊り干し（ボトムハンガーで）

洗剤は中性洗剤を使用してください。

また、インディゴの商品は他の衣類へ色移りする可能性がございますので

単独でお洗濯お願いします。